タイ王国(Kingdom of Thailand)
タイ王国(Kingdom of Thailand)
羽田からの約 4,600キロ(飛行時間約 6時間半)
日本との時差 2時間、
面積 約 513,120㎢(日本の約 1.36倍)
気候
熱帯モンスーン気候で、年間を通して高温多湿。平均最高気温は30~35℃、平均最低気温は20~26℃。雨季(5~10月)と乾季(11~4月)に分かれる。3~5月は特に暑くなる。
人口 約 7,005万人(2023年、タイ国家経済社会開発評議会)
民族 タイ系約 97%、華人系、マレー系など
国語 タイ語
公用語 タイ語(英語は観光・ビジネスで広く使用)
宗教 仏教(国民の約 94%)、イスラム教(約 5%)、キリスト教など
スクンビット(Sukhumvit):
日本人駐在員が最も多く住むエリア。特にトンロー(Thonglor)やプロンポン(Phrom Phong) は日系スーパーや日本食レストランが多く、日本語対応の施設も充実。
サトーン(Sathorn):
ビジネス街に近く、駐在員向けの高級コンドミニアムが多い。インターナショナルスクールも多く、外国人ファミリーに人気。
ラマ9(Rama 9):
バンコク日本人学校(BANGKOK JAPANESE SCHOOL)
スクンビットエリアに住む日本人家庭が多く利用。
シラチャ日本人学校(Sriracha Japanese School)
バンコク郊外、チョンブリー県シラチャにあり、日系企業の駐在員家族が多く利用。
タイ移住のメリット、デメリット
メリット
気候: 1年中温暖で、寒い季節がない。
住宅事情: コンドミニアムが充実しており、シンガポールの1/3程度の家賃で広い物件に住める。
食事: 屋台・フードコートで安く美味しい食事が楽しめる。日本食レストランも豊富。
移住者への寛容度: 外国人が多く、移住者も馴染みやすい。
言語: 英語が話せる人が多く、日常生活は問題なし。
社会インフラ: 近年急速に発展しており、医療・教育水準が向上中。
治安: 比較的安全。外国人向けエリアは警備も充実。
日本人コミュニティ: 約80,000人が在住。日本人学校や日系スーパーも多い。
交通とアクセス: 日本から直行便で約6時間。LCCも多く、東南アジア旅行の拠点として便利。
デメリット
物価: 生活費は安いが、高級品や輸入品は割高。
ビッグマック価格: 約450円(120THB)
3LDKの家賃: バンコク中心部(スクンビット)で 月15万~35万円(40,000~100,000THB)
交通: 渋滞が深刻で、通勤・移動に時間がかかる。
医療: 質は高いが、私立病院の医療費は高め。保険加入が推奨される。
ビザ: 観光ビザの延長が難しくなりつつあり、長期滞在にはリタイアメントビザや就労ビザが必要。
大気汚染: PM2.5の影響で、空気が悪い日がある。
バンコクへの移住は、日本人コミュニティが充実し、生活コストを抑えたい人には向いているが、渋滞や大気汚染が気になる人には向いていない。
タイ移住に向いている人の類型、向いていない人の類型
バンコク移住に向いている人の類型
コストパフォーマンスの良い生活を求める人(シンガポールの半額以下)
日本食や日本文化が身近にある環境を重視する人(日系スーパー・レストラン多数)
アジア旅行の拠点として便利な場所に住みたい人(LCCのフライトが豊富)
タイのゆったりしたライフスタイルを楽しめる人
多少の不便さがあっても、異文化を楽しめる人
バンコク移住に向いていない人の類型
渋滞が多く、通勤や移動がストレスに感じる人
PM2.5による大気汚染を気にする人
高温多湿の気候(特に4~5月の酷暑)が苦手な人
政府のビザ政策の変更や不安定な政治状況に対応できない人
公共交通の利便性がシンガポール並みでないと不満を感じる人