マレーシア
(Malaysia)
羽田からの約 5,300キロ(飛行時間約 7時間)
日本との時差 1時間、
羽田からの約 5,300キロ(飛行時間約 7時間)
日本との時差 1時間、
面積 約 330,803㎢(日本の約 0.87倍)
気候
赤道直下の熱帯雨林気候で、年間を通して高温多湿。平均最高気温は30~33℃、平均最低気温は23~25℃。モンスーンの影響で11~3月は降水量が増える地域が多い。
人口 約 3,280万人(2023年、マレーシア統計局)
民族 マレー系 69.9%、中華系 22.8%、インド系 6.6%(2020年国勢調査)
国語 マレー語(マレーシア語)
公用語 マレー語(英語、中国語(北京語)、タミル語も広く使用)
宗教 イスラム教(国教)、仏教、キリスト教、ヒンズー教など
主なエリア
モントキアラ(Mont Kiara):
日本人駐在員に最も人気のあるエリア。日本人学校やインターナショナルスクールがあり、日本食品を扱うスーパーも充実。
バンサー(Bangsar):
カフェやレストランが多く、おしゃれな雰囲気の住宅街。欧米人や富裕層が多く住み、ビジネス街にも近い。
KLCC(クアラルンプール・シティ・センター):
ペトロナス・ツインタワー周辺の高級住宅地。都心に近く、ショッピングやビジネスの利便性が高い。
クアラルンプール日本人学校(KL日本人学校)(The Japanese School of Kuala Lumpur, JSKL)
モントキアラから比較的近く、日本人駐在員の子どもが多く通う。
マレーシア移住のメリット、デメリット
メリット
気候: 1年中温暖(25~33℃)で、寒い季節がない。
住宅事情: コンドミニアムが充実しており、家賃はシンガポールの1/3~1/2。
食事: 多国籍料理が安価で楽しめる。日本食レストランも多い。
移住者への寛容度: 多民族国家で、外国人に対して寛容。
言語: 英語が広く通じるため、日常生活に支障なし。
社会インフラ: 交通機関や医療、教育も充実している。
治安: 比較的良好。ただし、スリや置き引きには注意。
日本人コミュニティ: 約26,000人が在住。日本人学校や日系スーパーもあり便利。
交通とアクセス: 日本から直行便で7時間。LCCの利用も可能。
デメリット
物価: シンガポールより安いが、最近は物価上昇傾向。
ビッグマック価格: 約500円(15MYR)
3LDKの家賃: KL中心部(KLCC)で 月10万~25万円(3,000~7,000MYR)
交通: 渋滞が多く、車なしでは不便なことも。
医療: 公立病院は安いが、外国人は私立病院を利用することが多く、費用が高め。
ビザ: MM2H(長期滞在ビザ)の取得条件が厳格化。
大気汚染: インドネシアからのヘイズ(煙霧)が発生することがある。
マレーシアへの移住は、物価の安さと温暖な気候を求める人には向いているが、都会的な生活や治安の良さを重視する人には向いていない。
マレーシア移住に向いている人の類型、向いていない人の類型
マレーシア移住に向いている人の類型
物価の安さを重視する人(シンガポールの約半額)
1年中暖かい気候が好きな人
日本人コミュニティの充実を求める人(約26,000人が在住)
リラックスした生活スタイルを好む人
多民族国家の文化を楽しめる人
マレーシア移住に向いていない人の類型
都会的で洗練された生活を求める人
スリ・ひったくりなどの軽犯罪が気になる人
湿気やスコールの多い気候に適応しにくい人
交通渋滞や公共交通の不便さがストレスに感じる人
政府の政策やビザの条件変更に柔軟に対応できない人